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SNS運用 / / 読了 約11分

SNS運用代行の比較と選び方は料金の公開から見る!絞り込む3段と7項目

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SNS運用代行の選び方を調べると、確認する項目が5つ、7つ、10個と並んだ記事が出てきます。項目そのものは間違っていません。ただ、候補を5社集めた状態でその10項目を全社にぶつけると、比べ終わる前に力尽きます。

オファシムに相談に来る会社も、たいてい3社から5社の候補を持っています。そして「どこも同じことが書いてあって決められない」と言います。

順番を変えると楽になります。問い合わせる前に読めることで候補を半分に落とし、残った会社の提案で体制を見て、最後に契約書で期間と権限を確かめる。確認するのは7項目ですが、3段に分かれていて、同時には要りません。

この記事では、依頼を受ける側として各段で何を見ているかを書きます。福井県内でSNS運用代行をうたう同業8社を調べたら、月額を公開していたのは4社でした。最初の絞り込みは、ここだけで終わります。残った候補を比較するときの表の作り方も、最後に載せました。

SNS運用代行の選び方は月額の公開で候補が半分に絞れる

SNS運用代行の選び方で最初に見るのは、月額を公開しているかどうかです。福井県内の同業8社を調べると、月額を公開していたのは4社、初期費用まで書いていたのは1社でした。残りは問い合わせて見積を受け取るまで、予算に合うのかが分かりません。

福井県内のSNS運用代行8社のうち、月額を公開していたのは4社、初期費用まで公開していたのは1社という内訳の図解

公開していない会社が不誠実というわけではありません。業種や投稿量で工数が変わるから一律の額を出せない、という事情は実際にあります。それでも候補が5社あるなら、公開している会社から見たほうが早い。見積を取るだけで1社あたり1週間前後かかるので、5社に出すと絞り込みだけで1か月が消えます。

価格帯の幅も頭に入れておくと判断が速い。SNS運用代行の会社を4タイプに分けたtms-partnersの整理では、総合マーケティング型が月30万円から100万円、SNS特化型が月15万円から50万円、コンサルティング型が月10万円から30万円、ツール提供型が月5万円から20万円です。予算が月10万円の会社が総合型に見積を出しても、噛み合わないまま時間を使うことになります。

月額の中に何時間分の作業が入っているかという見方は、SNS運用代行の費用は月5万円と50万円で何が違うかに分けて書きました。この記事では金額そのものには立ち入らず、会社の選び方に絞ります。

SNS運用代行のおすすめ5選には、掲載を依頼した会社が並ぶ

「SNS運用代行 おすすめ」で上位に出てくる記事は、ほとんどが支援会社か比較サイトの運営です。掲載は会社側からの依頼で決まり、掲載の基準は公開されていません。オファシムも福井県内のまとめ記事2媒体に載っていて、別の1媒体には載っていません。載っていない理由は単純で、依頼を出していないからです。

つまりまとめ記事は、地域や業種の網羅ではなく「依頼を出した会社の一覧」として読むものです。載っている会社が悪いわけでもなく、載っていない会社が弱いわけでもない。そこを踏まえずに上位の5選から3社選ぶと、たまたま掲載営業に積極的な会社の中だけで比べることになります。

候補の集め方は、ほかに2つあります。

  1. 同業や取引先に聞く。 実際に外注している会社があれば、月額と担当者の動き方まで具体的に聞けます。まとめ記事には出ない情報です
  2. 運用されているアカウントから辿る。 自社と近い業種で、投稿が1年以上続いているアカウントを探します。プロフィールや投稿の作りが整っていれば、裏に支援会社がいることが多い。問い合わせフォームから「どこに頼んでいますか」と聞いて答えてもらえた例もあります

まとめ記事を入口にするのは構いません。そこだけで候補を固定しない、というだけの話です。

確認する7項目は問い合わせ前と提案時と契約書の3段に分かれる

確認する項目は7つで、見える場所が3段に分かれています。問い合わせ前に読めるものが3つ、提案を受けて分かるものが2つ、契約書で確かめるものが2つ。この順に見ると、全社に同じ質問を投げる必要がなくなります。

段確認すること読む場所
問い合わせ前月額を公開しているか料金ページ
問い合わせ前対応する媒体と、やらない仕事を書いているかサービスページ
問い合わせ前プランに含まれない作業が書いてあるか料金ページ
提案時KPIの案が契約前に出てくるか提案書・診断結果
提案時分析と投稿を誰が担当するかヒアリングで質問する
契約書最低契約期間と解約の条件契約書
契約書アカウントの権限と制作物の権利契約書
SNS運用代行の候補5社を、問い合わせ前の3項目で3社に、提案時の2項目で2社に、契約書の2項目で1社に絞り込む流れの図解

選び方の記事は、この7項目前後をフラットなリストで並べているものが多い。BEASTARの比較ポイント5選は業務範囲の深さ・業界実績・制作体制・リスク管理・担当者との相性、tms-partnersの7項目は対応媒体・業界実績・レポートの透明性・制作力・契約条件・担当者の専門性・他施策との連携です。どれも見るべきものですが、並べ方が平らなので、5社に同じ7問を投げる作業になります。

段に分けると、最初の3項目は相手に連絡せずに終わります。 料金ページとサービスページを読むだけなので、1社5分です。

やらない仕事を書いている会社のほうが、範囲でもめない

サービスページに「できないこと」を書いている会社は、契約後に作業範囲でもめにくい。オファシムはYouTube運用を受けていないこと、炎上対策とセンシティブな案件は別の見積になることをSNS運用支援のページに書いています。できることだけが並んだページは断る線が引かれていないので、頼めると思って頼むと別料金で返ってきます。

同じことがプラン表にも出ます。オファシムの投稿代行66,000円のプランには「含まれません」の欄があり、コメントとDMの対応、月次レポートと定例ミーティング、運用ガイドラインの整備の3つを並べています。この3つはいずれも別メニュー。含まれないものが書いていないプラン表は、どこまでが基本料金なのかを契約後に相談することになります。

相談の量に上限が書いてあるかどうかも、同じ系統の見方です。

書き方読み取れること
相談は無制限上限がないので、混んでいる月に後回しにされても約束を破ったことにならない
相談は月60分相当その60分は確保されている。超える見込みなら上位プランを勧められる

オファシムの分析と内製化支援88,000円は、チャット相談を月60分相当と書いています。無制限にしないのは、毎月の対応品質を担保するため。上限を書くと見劣りするように見えますが、約束の量が書いてあるほうが、実際に使える量は多いと考えています。

その88,000円が投稿代行の66,000円より高いのも、同じ考え方からです。範囲が決まっている仕事より、毎月の答えが変わる仕事のほうに値が付きます。中身はSNSコンサルの費用の比べ方で開いています。

別料金になりやすい作業と、その実額はSNS運用代行の費用の記事に一覧で出しています。

提案でKPIが出ない会社は、契約してから目標を決めることになる

提案の段階でKPIの案が出てこない会社は、契約してから目標を決めることになります。オファシムはターゲット像と投稿軸とKPIを合意してから契約を始める順番にしています。先に数字を置いておくと、3か月目に「これは成功なのか」で揉めません。

注意したいのは、KPIにフォロワー数だけが置かれている提案です。フォロワーは増やす手段が別にあるため、売上と切り離して動く。見るべき数字はリーチ、保存、プロフィールアクセス、サイト遷移、問い合わせの5段で、どこで落ちているかが分かる形に並べます。インスタでフォロワーを増やす方法でも、フォロワー数と問い合わせ数は別に見る前提で書きました。

オファシムが支援したBtoCサービス業の例では、6か月でInstagram経由の問い合わせが3倍、プロフィール遷移率が220%増えました。主指標に置いたのはプロフィール遷移率で、フォロワー数は追いかけていません。遷移率が動けば、同じフォロワー数でも問い合わせは増えます。

提案の中身を事前に見る方法が、無料の診断です。オファシムのSNSアカウント診断では、今の投稿とインサイトを見て、先に直すべきところを3つ伝えます。見るのはプロフィール、投稿の型、伸びている投稿の共通点。会社案内と実績紹介で終わる無料相談とは、終わったあとに手元に残るものが違います。

分析担当と運用担当が同じ人かどうかで、半年後の数字が変わる

1人の担当者が企画から投稿、分析まで全部を受け持つ体制では、分析が後回しになります。投稿の締切は毎週来るのに、分析の締切は誰も決めない。オファシムは分析担当と運用担当を分け、月次の定例で両方の視点を合わせています。

投稿と分析を1人が兼任した場合と、分析担当と運用担当を分けた場合で、分析に使われる時間がどう変わるかを比べた図解

数字で見ると分かりやすい。オファシムの投稿代行66,000円は月12時間の作業で、そのうち公開後の数値確認に充てているのは1時間です。残りの11時間は企画、キャプション、画像、やり取りに消えます。投稿を回すだけで時間が埋まる構造なので、分析は別の枠を取らないと入りません。内訳はSNS運用代行の費用の記事に出しています。

ヒアリングで聞くのは2つです。

  1. 分析と投稿を同じ方が担当しますか
  2. その担当者は何社分を見ていますか

どちらも即答できる会社は体制を決めています。曖昧な返事なら、受注してから誰が担当するか決める運用です。競合アカウントの比較まで含めて分析を外に出す場合の中身は、インスタの競合分析で見る比較ポイントにまとめました。

投稿だけを外注すると数字を直す人がいなくなる話は、SNS運用代行は投稿だけ頼むと失敗する理由で詳しく書いています。

契約書で見るのは契約期間と解約の条件とアカウントの権限

契約書で確かめる2項目は、条項でいうと4か所に分かれます。最低契約期間と自動更新の有無、解約を申し出る期限、アカウントの権限の範囲、写真と文章の権利の帰属。

契約書で見る場所聞く質問
最低契約期間何か月の縛りがあるか、自動更新か
解約の申し出何日前までに伝えればよいか
アカウントの権限渡す権限はどこまでか、解約後に自社に戻るか
制作物の権利撮影した写真と書いた文章は誰のものになるか

ここは会社ごとの差が大きい。オファシムは月ごとに目標と結果を確認して次の1か月を続けるかを決める形で、オプションも月単位で開始と停止ができます。一方で、BEASTARは基本的に6か月からの契約としていて、理由にファンとの関係づくりに期間が必要なことを挙げています。どちらが正しいという話ではありません。6か月を払い切る前提で予算を組めるかどうかが分かれ目になります。

更新の条項も読みます。comperuの見積チェックの整理では、更新が月次か年次か、自動更新か、更新停止の申請が何日前までかを書面で確認するよう挙げています。解約時の引き継ぎ範囲と精算のルール、制作物の権利の帰属も同じ。口頭で聞いた内容が契約書に書かれていなければ、書き足してもらってから署名します。

解約したあとアカウントが誰のものになるかは、SNS運用代行の業務範囲の記事で扱っています。

アカウントの権限は、パスワードを渡さなくても作業ごとに出せます。会社のメールと携帯で登録し、支援会社には権限だけを付ける手順は企業アカウントを会社名義で作る手順で説明しています。

SNS運用代行の比較表は、7項目を並べて自社で作る

SNS運用代行を比較するときは、まとめ記事の表をそのまま使わず、ここまでの7項目を行に立てた表を自社で作ります。「SNS運用代行 比較」で上位に出る記事のうち、会社の比較表を載せていた4記事は、列が料金・特徴・対応SNS・初期費用まででした。最低契約期間、月額に入らない作業、分析の担当を列に持つ表はありません。

まとめ記事の表が手を抜いているわけではありません。30社前後を1枚に収めるには、列を減らすしかないからです。BOXILの36社の比較表は「サービス」「料金プラン」「特徴」の3列、お名前.comの比較表は対応SNS・初期費用・月額費用・見積相談料の列で組まれています。候補を集めるには十分ですが、絞り込みで効く項目は表の外、各社の紹介文に散らばっています。

候補が3社なら、会社の欄は3つで足ります。オファシムの投稿代行で埋めると、次のようになります。

比べる項目オファシム(投稿代行)候補A候補B
月額(税込)66,000円
初期費用0円
月額に入る投稿本数週1投稿(月4本)
月額に入らない作業コメント・DM対応、動画リール、撮影
分析の担当分析担当と運用担当を分ける。分析は月88,000円の別プラン
KPIを決める時期契約前に合意する
最低契約期間設けていない。月ごとに続けるかを決める

空欄が埋まらない項目は、その会社に聞く質問になります。月額に入らない作業が埋まらなければ「コメントとDMの返信は基本料金に入りますか」、最低契約期間が埋まらなければ「何か月目から解約できますか」。埋まらない欄が多い会社ほど、契約してから確かめることが増えます。

月額の行は、投稿本数をそろえないと比べられません。月4本の見積と月12本の見積を月額だけで並べても、どちらが割安かは分からないからです。本数と契約期間をそろえてSNS運用代行の見積を12か月の総額で比べる方法は、費用の記事に書きました。

迷ったら無料診断を2社に出して、提案の中身を比べる

候補が2社に絞れたら、両方に無料の診断か相談を申し込んで、出てきたものを比べます。同じアカウントを見せて、指摘が具体的なほうを選ぶ。これが一番早く、費用もかかりません。

比べるときに見るのは3点です。

  1. 指摘が自社のアカウントの話になっているか。 業界の一般論とSNSの統計が並んだ資料は、誰に出しても同じものです
  2. KPIの案が入っているか。 数字が1つも出てこない提案は、契約後に目標を決めることになります
  3. できないことを言うか。 全部できますと答える会社より、受けない仕事を先に言う会社のほうが範囲が明確です

オファシムのSNS運用支援は、投稿代行が月66,000円、分析と内製化支援が月88,000円、両方のセットが月154,000円です。初期費用は0円。契約は月ごとに判断します。無料のSNSアカウント診断では、今の投稿とインサイトを見て、先に直すべきところを3つお伝えします。

3社から見積が届いて、どれも似た内容で決められなくなっているなら、診断を受けてみてください。会社案内ではなく、今のアカウントの直す場所が3つ手元に残ります。初期費用はかからず、契約も月ごと。合わなければ1か月で止められます。比べる材料がそろえば、2社から1社に落とす判断は数日で終わります。

— FAQ

よくある質問

6件

SNS運用代行は何社から見積もりを取ればよいですか

3社あれば足ります。候補を5社集めてから、月額を公開しているかどうかで3社に落とし、提案を受けるのは2社でよいです。同じ質問を5社に投げると、比較表を作るだけで1か月近くかかります。

SNS運用代行の比較サイトの表はどう使えばよいですか

候補を集める入口として使います。比較サイトの表は料金・特徴・対応SNSの列が中心で、最低契約期間や月額に入らない作業は、各社の紹介文か問い合わせで確かめることになります。候補を3社に絞ったら、その項目を行に立てた表を自社で作って埋めてください。

実績としてフォロワー数を見せられたら何を聞き返せばよいですか

その期間に問い合わせや来店がどう動いたかを聞きます。フォロワー数は増やす手段が別にあるため、売上とつながっているかは別の数字で確かめる必要があります。プロフィールアクセスからサイト遷移までの数字が出てくる会社は、そこを見ながら運用しています。

担当者が1人で何アカウントも持っていると問題がありますか

問題は数そのものではなく、投稿と分析を同じ人がやっているかどうかです。投稿の締切は毎週来るので、兼任だと分析が後回しになります。何社分を担当しているか、分析は別の担当がいるかを聞いてください。

無料相談と無料診断は何が違うのですか

終わったあとに手元に残るものが違います。無料相談は会社案内と見積の提示で終わることがあり、無料診断は自社のアカウントを見た指摘が残ります。オファシムの無料診断では、投稿とインサイトを見て先に直すべきところを3つお伝えしています。

契約前に書面で確認しておく項目は何ですか

最低契約期間と自動更新の有無、解約を申し出る期限、アカウントの権限の範囲、写真と文章の権利の帰属です。口頭で聞いた内容が契約書に書かれていない場合は、書き足してもらってから署名します。

Author

森田友大 代表取締役

株式会社オファシム 代表取締役。2017年に福井で同社を創業し、SEO対策・AI検索対策・SNS運用支援を手がける。

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