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SNS運用 / 読了 約9分

SNS運用代行の費用は月5万円と50万円で何が違う?見積の3か所

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「SNS運用代行の費用を3社に聞いたら、月5万円と月50万円が並んで判断できなくなった」。オファシムにはこういう相談が来ます。金額が10倍違うのに、提案書にはどちらも週1投稿と書いてある。

差を作っているのは投稿の本数ではありません。月額に何時間分の作業が入っているか、初期費用と契約期間がどうなっているか、撮影やDM対応が別料金かどうか。見積を比べるときに見る場所は、この3か所です。

この記事では、依頼を受ける側として、オファシムの料金表をすべて開いて価格差の中身を書きます。月66,000円のプランに入っている作業は12時間分であること、初期費用30万円の見積と初期費用0円の見積が19か月目で逆転すること、同じ月4本を社内で出すと11.5時間かかること。相見積もりを前にして決めかねている段階で、そのまま物差しに使える形にしました。

SNS運用代行の費用の中心は月10万から30万円、下は3万円台

SNS運用代行の費用は、全国の相場で月10万円から50万円が中心です。投稿の制作だけなら月5万円以下、投稿にコメント対応と月次レポートが付いて月15万円前後、戦略設計と複数媒体まで入ると月30万円を超えます。同じ「運用代行」の名前でも、月額に含む作業の数がまったく違います。

月額の目安月額に入っている作業
月3万〜5万円決まった本数の投稿の制作と公開。企画は自社が出す前提のことが多い
月5万〜15万円投稿の企画から公開まで。コメント・DMの一次対応が付くことがある
月15万〜30万円上に加えて戦略設計、月次レポート、競合調査。投稿も週2〜3本へ
月30万円以上複数媒体、動画リール、撮影、広告運用。専任チームが付く

価格帯ごとの作業範囲はSNS運用代行の費用相場と業務ごとの料金表と中小企業向けの費用相場の解説に沿っています。フリーランスに直接頼む場合は月2万円から10万円で、会社に頼むより安くなります。

地方だと、この相場はもう一段下がります。福井県内で料金を公開しているSNS運用代行の会社を並べると、月2.2万円から20万円の幅に収まっています。全国の記事に出てくる「月20万円から」を基準に予算を組むと、県内の見積と噛み合いません。

オファシムの料金は投稿代行が月66,000円、分析と投稿をまとめたセットが月154,000円です。全国の中心帯で言えば下のほう、県内では真ん中あたりになります。代行で頼める業務の全体像はSNS運用代行の業務内容と費用相場にまとめました。

SNS運用代行の月額は投稿本数ではなく、企画と分析の有無で変わる

月額を分けているのは、投稿の本数ではなく作業時間です。同じ週1投稿でも、企画を代行会社が出すのか、数字を読んで次の打ち手を決めるところまで入るのかで、かかる時間が倍以上違います。オファシムの3プランを月あたりの作業時間で割ると、次のようになります。

プラン月額(税込)月の作業時間1時間あたり
投稿代行66,000円12.0時間5,500円
分析・内製化支援88,000円10.5時間8,380円
セット154,000円24.5時間6,280円

投稿代行の12時間の内訳は、投稿テーマの企画が2時間、キャプションの執筆が4本で3時間、画像の選定と加工が3時間、ハッシュタグと投稿時間の調整が1時間、原稿のやり取りと修正が2時間、公開と公開後の数値確認が1時間です。

SNS運用代行の投稿代行プラン月66,000円に含まれる月12時間を、企画・執筆・画像加工・調整・やり取り・公開の6工程に分けた帯グラフ

手を動かす作業は1時間5,500円、数字を読んで決める作業は1時間8,380円。 分析のほうが時間あたりで高いのは、インサイトを集計して競合と比べ、次の月のテーマを決めるところまでが1本の仕事だからです。見積を見るときは、月額の総額より「この金額に判断する仕事が入っているか」を先に確かめてください。

セットの154,000円は、66,000円と88,000円を足した額と同じです。割引はありません。そのかわり月1時間の定例ミーティング、運用ガイドライン、引き継ぎ資料がセット契約だけに付きます。単品を2つ契約するより、同額で2時間分の作業が増える形です。

この並びは、分析・内製化支援だけを単品で契約するときにそのまま効いてきます。手を動かさない側のほうが高いので、「コンサルだけにして安く始める」は成立しません。単品で頼んだ場合の金額と見積の読み方はSNSコンサルの費用は運用代行より高い理由にまとめました。

SNS運用代行の見積は月額でなく12か月の総額で比べる

月額だけを並べると判断を間違えます。SNS運用代行の初期費用は全国の相場で10万円から50万円で、アカウント設計と戦略策定の費用として最初の請求に乗ります。月額が安い見積ほど初期費用が高い、という組み合わせもよくあります。

初期費用30万円で月額50,000円の見積と、初期費用0円で月額66,000円の見積を並べてみます。月額の差は16,000円。30万円を月16,000円の差で取り返すには19か月かかります。

つまり18か月以内に見直す可能性があるなら、初期費用0円のほうが総額で安い。1年で区切ると、初期費用0円のほうが108,000円少なく済みます。2年続けるつもりなら逆に84,000円高くなります。どちらが得かは、月額ではなく何か月続けるかで決まります。

初期費用30万円で月50,000円の見積と初期費用0円で月66,000円の見積の累計支払額が19か月目で入れ替わることを示した折れ線グラフ

最低契約期間も同じ理屈です。6か月や12か月の縛りがある契約は、3か月目に「このやり方では伸びない」と分かっても降りられません。オファシムが最低契約期間を置いていないのは、毎月の数字を見て続けるかどうかをそのつど決めてもらうためです。見積を受け取ったら、初期費用と最低契約期間と解約の申し出期限の3つを先に確かめてください。

総額で比べたあとに残るのは、その会社に頼むかどうかの判断です。契約書で見る4か所と、問い合わせる前に料金ページから読み取れることは、SNS運用代行の選び方と契約書で見る4か所に分けて書きました。

SNS運用代行の月額に入らないのは撮影とDM対応とリール

基本料金の外に出やすい作業は決まっています。撮影、コメント・DM対応、動画リール、媒体の追加、広告運用。このうちどれかが必要なら、月額の見積に足して総額で考えないと、契約してから予算が足りなくなります。オファシムのオプションは実額で公開しています。

追加する作業月額(税込)
投稿を週1本増やす+33,000円
投稿を週2本増やす+55,000円
コメント・DM対応(定型のみ・月20件まで)+22,000円
コメント・DM対応(定型と個別・月50件まで)+44,000円
動画リール 月1本+33,000円〜
動画リール 月4本+99,000円〜
媒体の追加(X・Facebook・LINE公式アカウント)+33,000円
TikTokの追加+55,000円〜
Meta広告の運用広告費の20%(最低55,000円)

撮影は月額ではなく回ごとで、半日が55,000円から、一日が110,000円からです。福井県外は交通費と宿泊費が別途かかります。オリジナル音源から作るリールCM制作は1本50,000円からで、こちらも都度の費用です。

ここで効いてくるのが、さきほどの1時間あたりの金額です。リール月1本の33,000円が高いか安いかは、撮影と編集に何時間かかるかで決まります。1本に6時間かかるなら1時間5,500円で、投稿代行と同じ水準です。「この追加料金は何時間分ですか」と聞ける見積なら、根拠のある値付けをしています。

月3万円台のSNS運用代行が安いのは、分析を外しているから

月3万円台の運用代行が安いのは、値引きしているからではありません。月額に入る作業を減らしているからです。削られるのはたいてい、企画、月次レポート、競合調査、改善提案。つまり数字を読んで次を決める側の仕事です。

SNS運用代行の月3万円台と月66,000円と月154,000円で、月額に入る作業がどこまで増えるかを積み上げた図

安いプランが悪いわけではありません。社内に数字を読める人がいて、投稿を作る手だけが足りない会社なら、投稿の制作だけを安く買うのが正解です。問題になるのは、社内にも代行会社にも数字を見る人がいない状態で契約したときで、同じ型の投稿が半年続きます。

見積が相場より安いときに確かめることは3つあります。

  1. 月何時間の作業を見込んでいるか。答えられない見積は、作業量を決めずに値付けしています
  2. 月次レポートが付くか。付く場合、フォロワー数のほかにプロフィールへのアクセスとサイトへの移動が入っているか
  3. 投稿の企画を出すのはどちらか。素材と企画を自社が出す前提なら、社内の負担は減りません

福井県内の月2.2万円のプランは、投稿を代行するのではなく社内の担当者に教える講習型です。安い理由が「手を動かさないから」なのか「判断しないから」なのかで、自社に残る仕事はまったく変わります。競合アカウントの見方を社内で覚えたい場合は、インスタの競合分析の手順が先に役立ちます。

SNS運用を社内でやると月11.5時間、外注と作業量は変わらない

同じ月4本を社内で出すと、月11.5時間かかります。企画に2時間、撮影と素材集めに2時間、キャプションの執筆に3時間、画像の加工に3時間、インサイトの確認と記録に1.5時間。オファシムの投稿代行が12時間なので、作業量そのものはほとんど同じです。

外注すると速くなるわけではありません。変わるのは、その11.5時間を誰の時間から出すかです。兼務の担当者なら、週に3時間弱を本来の業務から削ることになります。しかもこの3時間は、決算期や繁忙期に真っ先に消えます。アカウントが半年止まるのは、担当者の意欲ではなく時間の取り合いで負けるからです。

代行に出しても社内の時間はゼロになりません。残るのは写真と素材を渡すこと、公開前に事実と表現を確かめること、値引きやクレームなど事業判断が要るDMに答えること。この3つは外に出せないので、契約前に社内の窓口を1人決めておいてください。確認待ちで投稿が止まるのは、料金とは別の失敗の形です。

持続化補助金のウェブサイト関連費と広報費は第20回から上限30万円

SNS運用代行の費用は、小規模事業者持続化補助金でまかなえる場合があります。第20回の公募ではウェブサイト関連費と広報費にそれぞれ30万円(税込)の上限が付き、第19回までの「補助金交付申請額の4分の1」という決まりはなくなりました。補助上限は50万円、補助率は3分の2です。

注意するところが2つあります。ウェブサイト関連費も広報費も、それだけでは申請できません。ほかの経費と組み合わせる必要があります。そして、SNS運用代行の月額がどの費目に当たるかは事業計画の書き方で変わります。SNS広告は広報費として整理されているので、運用代行と広告を同じ費目にまとめると差し戻される可能性があります。

第20回の申請受付は2026年11月5日から12月15日17時までです。公募の回ごとに条件が変わるので、持続化補助金の最新の公募要領を見たうえで、地域の商工会・商工会議所に費目の立て方を相談してください。

オファシムのSNS運用代行は月66,000円から、初期費用は0円

株式会社オファシムは福井県のマーケティング支援会社で、Instagramを中心にSNS運用代行を受けています。分析担当と運用担当を分け、フォロワー数ではなくプロフィールからの移動と問い合わせの数で報告します。

プラン月額(税込)向いている会社
投稿代行66,000円数字を読む人はいるが、投稿を作る手が足りない
分析・内製化支援88,000円投稿する人はいるが、方針を決める人がいない
セット154,000円どちらもいない、または担当が兼務で手が回らない

3プランとも初期費用は0円、最低契約期間もありません。月ごとに目標と結果を確かめて、翌月も続けるかをそのつど決めてもらっています。投稿したコンテンツの著作権はクライアントに帰属し、アカウントも自社名義のままで、オファシムが預かるのは運用の権限だけです。

セットで始めたBtoCサービス業のクライアントは、6か月でプロフィールへのアクセスが2.2倍、サイトへの流入と問い合わせがどちらも3倍になりました。運用が止まっていた地域の小売店は、投稿代行で週1投稿を再開し、半年で24本を出してフォロワーが2.5倍です。

予算を決める前に、無料のSNSアカウント診断を受けられます。今の投稿とインサイトを見て、先に直すべきところを3つお伝えします。月いくらかける価値があるアカウントなのかは、その結果を見てから決めてください。プランの詳細と全オプションの実額はSNS運用支援のページに出しています。

— FAQ

よくある質問

5件

SNS運用代行の費用は月いくらからはじめられますか

投稿の制作だけなら月3万円台からあります。オファシムの投稿代行は月66,000円(税込)で初期費用は0円です。ただし月3万円台のプランは月次レポートと改善提案が入らないことが多いので、見積に付いている作業の一覧で確かめてください。

SNS運用代行の初期費用はいくらが相場ですか

全国の相場は10万円から50万円で、アカウント設計と戦略策定の費用として最初の請求に乗ります。オファシムは3プランとも初期費用0円で、戦略の設計は契約前の無料相談とヒアリングで行います。初期費用30万円の差は、月額が16,000円安い見積でも取り返すのに19か月かかります。

インスタだけの運用代行はいくらになりますか

Instagram1媒体なら月5万円から15万円が中心です。オファシムの投稿代行66,000円もInstagram1媒体が標準で、X・Facebook・LINE公式アカウントを足す場合は1媒体ごとに月33,000円、TikTokは月55,000円からの追加になります。

フリーランスに頼むと会社に頼むよりどのくらい安いですか

フリーランスの相場は月2万円から10万円で、会社より安く頼めます。かわりに担当者が1人なので、体調不良や廃業で運用が止まります。安さを取る場合は、止まったときに誰が代わるのかを契約前に確かめてください。

SNS運用代行の費用は補助金の対象になりますか

小規模事業者持続化補助金では、ウェブサイト関連費と広報費にそれぞれ30万円(税込)の上限があり、どちらもそれだけでは申請できません。SNS運用代行の費用がどの費目に当たるかは事業計画の書き方で変わるので、申請の前に地域の商工会・商工会議所に相談してください。

Author

森田友大 代表取締役

株式会社オファシム 代表取締役。2017年に福井で同社を創業し、SEO対策・AI検索対策・SNS運用支援を手がける。

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