レビュー記事は、あなた自身の体験談・感想を伝える貴重なコンテンツ。公式のページにはない情報や写真が載せられるため、オリジナル性の高い記事が作れます。
でも、何も考えずに「使った感想」だけを書くとユーザーの購買意欲は湧きません。レビュー記事の目的は「商品を買ってもらうこと」「サービスを知ってもらうこと」だからです。
そこで、
「成約につながるレビューとは?」
とお悩み中のあなたへ、ユーザーがよろこぶレビュー記事の書き方をご紹介!アイフィリエイトリンクの飛び先やSHOPページへアクセスしてもらえるように、ポイントをおさえていきましょう!
レビューする=使い心地を伝える
レビュー記事は、商品の概要やスペックよりも「実際に使ってどうだったのか」を伝えることがメイン。
「〇〇(商品名・サービス名) レビュー」と検索するユーザーは、記事を読みながら商品・サービスの擬似体験をし、
- 自身が得られる未来を知りたい
- 購入後に後悔したくない
- 失敗したくない
という不安を解決したい意図があるためです。
そして、ユーザーの悩みを解決しながら、
「これなら大丈夫そうだな」
「今すぐ欲しいな」
と思わせられればOK!商品・サービスへの購買意欲がアップし、販売ページに誘導&成約(コンバージョン)へとつなげられます。
大切なのは、商品・サービスの感想や意見だけじゃなく、ユーザーが喜ぶ・しあわせになれるコンテンツも含めること。理由・根拠を実体験から伝え、ちょっとした豆知識も合わせるとさらに関心が深められます。
それでは、具体的にどんなレビューをしていけば良いのか、
- 書き始め・話し方
- 感想&特徴の伝え方
- 写真の撮り方&使い方
- プラスアルファのコンテンツ
これらを順番にお届けしていきましょう!
レビュー記事の書き始め・話し方
まずは、ターゲット層を明確に。全体の文章は、その人に寄り添う話し方で書いていきます。
ターゲット層を決める
さまざまなジャンルの記事でペルソナを決めると思いますが、レビュー記事でも「商品・サービスのターゲット層」をはっきりさせましょう。誰の欲求や悩みが解決できる商品なのかを明確にすれば、その人に向けて深く訴求できます。
レビュー記事を読みたい人は、商品の購入を悩んでいて、自分が納得すれば買おうと考えている人がほとんど。そのため、検索するキーワードは、
- 商品名+口コミ
- 商品名+レビュー
- 商品名+効果
- 商品名+本当
- 商品名+嘘
- 商品名+失敗
- 商品名+後悔
などが考えられます。
記事には、これらを解決できるコンテンツを含め、
「これを買えばしあわせになれそう」
と思わせることが大切!(大げさかもしれませんが)ターゲット層がはっきりすれば、記事・タイトルのキーワード設定にも利用できます。
文章はユーザーに寄り添う感じで
文章の書き方は、完全に上から目線で書かないように注意です。
商品のことについて、「あなたでもそれくらいわかるでしょ?」「そう思うのは100%間違いです」「〜すべき」などの口調は、自分が下に見られたと感じてイラッと。モヤモヤして読みたくなくなり、この人からは買いたくないと思わせてしまいます。
でも、なんでも知っている風な口調もたまには必要。「実はこうなんですよ」「こうするともっと良くなりますよ」などのユーザーが知らないことを伝えると、信頼できる人というプラスなイメージがつきます。
上から目線に気をつけつつ、レビューの感想・新しい知識をユーザーの目線で伝える。レビュー記事で解決したい悩みに共感しながら、ターゲットの心にささりやすい言葉を選んで書きましょう。
ちなみに、ターゲットの性別が決まっているなら表現の仕方を合わせるとGOOD。
- 男性向け|かっちりした硬い表現→漢字を多めに
- 女性向け|柔らかい表現→ひらがなを多めに
など、言葉や見た目を変えるだけで「うん、うん」とうなずいてくれやすくなります。
(こちらは長くなりそうなので次回・・・w)
レビューの感想と特徴の伝え方
いよいよ、記事のメインとなる商品レビュー!体験談・感想、特徴の伝え方をお届けします。
体験談&感想を自分の言葉で伝える
リード文は、記事のなかでもっとも大切だといわれている箇所。以下のポイントをおさえながら、簡単なストーリーを作りましょう。
- 自分にはどんな悩みがあったのか
- なぜこのキーワードで検索したのか
- なぜこの商品を買おう・使おうと思ったのか
ユーザーの気持ちと似たようなシチュエーションが表現できれば、共感&信頼につながり記事の本文へと読み進めてくれます。
本文では、あなたが撮影した写真をふんだんに使いながら【箱の開封>セッティング>使用>感想】をメインに。商品のスペックや比較は後回し(読者をひきつけてから)にして、「この商品を使うとこうなります」という有益な未来を伝えます。
レビュー記事は口コミのひとつとしてとらえられやすいため、あなた自身の生の声が必要!文章・画像が販売ページにあることばかりはNGです。
メリット・デメリット両方伝える
「この商品を使うとどうなるか」をうまく伝える方法は、デメリットを隠さないこと。買ってほしい商品の欠点は言いたくないかもしれませんが、メリットばかりは怪しくて違和感があります。
ユーザーは、悪いところも知っておきたいもの。
- あなた→欠点は何もない
- ユーザー→本当に?
と、疑いの気持ちがめばえると、せっかく伝えた素敵なメリットが目立たなくなってしまいます。
デメリットを補う言い回しが必要
ただし、デメリットを言いっぱなしにすればそこで終了。
「〇〇がダメだった」という欠点に対して、
- でも、こういうメリットがある
- メリットがこうだからこういうデメリットができる=仕方ない
という言い回しが必要です。
たとえば、
「このモバイルバッテリーは重たい」
という欠点に対して、
- でも、存在感が大きいので落としたらすぐにわかる
- 何回もフル充電できる超大容量のバッテリーが搭載されているため
と書きます。すると、超大容量のメリット「1台あれば2〜3台目を持ち歩かなくても良い」が際立ち、ユーザーは「ほしい!」と思ってくれるように。ちょうど良いタイミングにリングがあれば、ポチッと押してくれそうですよね。
写真の撮り方&使い方
レビュー記事では、公式サイトやフリー素材サイトにはないオリジナルの写真を使いましょう。本当にレビューをしたという証拠になるため、ユーザーからの信頼が得られます。
数に決まりはない
写真の数に決まりはありません。届いたところから実際に使うまでを順番に撮影していきましょう。多すぎると記事が読みにくくなってしまうなら、何枚かを1枚の画像にまとめればOK。そのときの状態や感じたことをメモしておくと執筆しやすいですよ。
具体的には、以下のような写真をパシャっと。
- 外箱(表・裏・側面)
- 開封時の梱包方法・中身
- 商品の大きさ・重さ(比較物があると良い)
- 使用中の状態(全体・アップ)
- 使用不可時の状態(全体・アップ)
わたしは、執筆中によく「これ撮っておけばよかった」と後悔することがあります。開封時のキレイな状態は再現しにくく、撮影のためにセッティングし直すのも大変。
二度手間を防ぐためにも、とりあえずたくさん撮影しておき、載せるかどうかは記事を書きながら決めていくのがおすすめです。
明るくいろんな角度から
レビュー用のオリジナル写真は、見やすさ重視!ユーザーが知りたい箇所をイメージし、スマホでパシャっと撮りましょう。一眼レフを使っても良いですが、今はスマホでもキレイな写真が簡単に撮影できますよ。
見やすいのは、明るくてピントが商品に合っている写真。
- 背景は商品の色・デザインが目立つように(白がおすすめ)
- 販売ページに載っていない全体図・細かい部分を
- アイキャッチ用のおしゃれな写真も1枚
逆光に注意して、日光の当たりやすい窓の近くや電気の下で撮ると明るくなります。
写真に写すものは、人物像(手足や表情)も何枚か含めるのがおすすめ!
たとえば、
- 一眼レフカメラ→カメラを構えている笑顔の表情
- 子供用バソコン→親と子供でパソコン画面を見ている笑顔の表情
などがあれば、使用イメージがつきやすく商品が身近に感じられます。
深掘りしたコンテンツも入れよう
購入までの最後の一押し!単純な体験談や感想だけじゃなく、応用編のような感じでさらに深掘りしたコンテンツを入れましょう。購入をためらっている人に、「今すぐ買いたい!」と思わせられる内容です。
使い続けた結果
開封後すぐのレビュー。それだけだと、ユーザーにとっては「使い続けたらどうなるの?」という疑問が出てくるかもしれません。
たとえば、
- 使い続けても効果は持続するの?
- すぐに壊れたり使えなくなったりしない?
- 洗濯後すぐに色が落ちたりシワができたりしない?
などの疑問点。はじめは良くても、「続けて使うことでストレスを感じないかどうか」を解決できる内容が必要です。
具体的には、
- こんなシーンで役に立った
- こんな使い方をしても大丈夫!
- 実はこんなことに気がついた
などが良いでしょう。
第3者の意見
主観だけじゃなく、みんなが思っていることをユーザーに伝えましょう。たとえば、@コスメやアマゾン・楽天市場の評価レビューの引用。TwitterやInstagramを画像付きで埋め込んでも良いですね。(※著作権・肖像権などがあるので使用には注意)
レビュー記事を探すユーザーの多くは、あなただけじゃなくいろんな人の体験談・感想を知りたいはず。他の人の体験談を知りたいがために記事を離脱されると、せっかくの購入チャンスを逃してしまいます。
リンクの貼り方
レビュー記事の大切な部分!ユーザーがポチッと押しやすいようなリンクの貼り方を紹介します。
ユーザーが「欲しいと感じた」タイミング
販売ページへのリンクは、最後にひとつだけでは足りません。
「欲しいな」
「使ってみたいな」
と、感情の動いた瞬間、その勢いで押せるように複数設置しておきます。
あなたも、とある記事を読みながら商品が欲しくなった際に購入ボタンを探した経験はありませんか?なかなか見つけられないと、購入意欲がガクンと下がってしまいますよね。
全文読み直してから入れる
リンクを入れる箇所は、文章をすべて書き終えたあとに決めるとラク!ひとりのユーザーとして、気持ちを切り替えてはじめから最後まで読み直すと感情の動きがつかみやすくなります。
また、リンクのタイミングは★などで簡単に目印をつけて、最後にまとめて貼るのがおすすめ。読みながら「ここ!」という箇所に入れればOKなのですが、そのタイミングでURLをコピペしたり編集したりすると気持ちが切れてしまいます。
レビュー記事の書き方まとめ
ひとつの例として、以下の構成を参考にしてください。
- リード文(結論)
- 体験談・感想
- 商品を使った後の未来図
- その根拠・理由
- 第3者の口コミ
- まとめ
ターゲット層の悩みやターゲットに合わせた文章(口調)をまず考え、体験談をメインに商品の価値を理由とともに伝えていく。なんども言いますが、大切なのは「この商品を買えばしあわせになれそう」と思ってもらうことです。
あなたが感じたことをたくさん盛り込んで、誰にも真似できないようなレビュー記事を!販売ページと同じ内容にならないように注意してくださいね。
コメント