Instagramをいざ始めてみると、意味がわからない用語が続出!
「なんていう意味?」
「使い方は合ってる?」
と、フォロワーさんと交流するときや社内レポートで使うときに間違っていないか不安じゃありませんか?
2023年12月時点で、Instagramの全世界の利用者は16億5,000人、日本国内では6,600万人。2018年6月から約7億人も増え、日本国内では約5,000万人も増えています。こんな背景の中、Instagramのアカウントを開設し、事業に役立てる企業もかなり多くなりました。
ここでは、本来の目的達成に向けてSNS運用をサポートするオファシムがInstagram(インスタグラム)で押さえておきたい用語をご紹介。さらっと簡単に覚えられるようにお届けするので、ぜひ参考にしてくださいね。
プロアカウントに切り替えている方は、Instagramのインサイトの分析にも役立ちます!
ホーム画面にある用語
まずは、インスタグラムを開いたときに出てくるいろいろな用語について知っていきましょう!
※スマホアプリから見た場合の解説です。
ホーム
ホームとは、インスタグラムのアプリを開いたときに出てくる画面そのもののこと。上部はストーリーズ、中間から下へスクロールする部分はフォロワー・おすすめユーザー・広告の画像や動画が表示されます。
インサイトでは、投稿ごとの閲覧数の中に「ホーム」と載っており、自分のホームから見ているという意味なので投稿の閲覧者がフォロワーであることがわかります。
タイムライン
タイムラインとは、ホーム画面の中間から下へスクロールする部分のこと。フォロワー・おすすめユーザー・広告の投稿が主で、基本的に時系列順に表示されます。
動画は画面に表示されるタイミングで再生がスタート。音源を設定している画像または動画は、画面をタップして音声の有無が切り替えられます。
ストーリーズ(Stories)
ストーリーズとは、ホーム画面の上部に表示されるスライドショーのこと。フォローしているアカウントのアイコンが表示され、タップすると写真や動画がスライドショーのように流れます。閲覧中は、おすすめアカウントや広告も定期的に流れます。
特徴は24時間で消えること。ストーリーズを上げているアカウントは、アイコンの周りがインスタカラーになっているので目立ちます。
ストーリーズには独特の機能がバラエティ豊富にあるので、上手に工夫するとGOOD!
例えばこちら。
機能 | 特徴 |
アンケート | ・質問事項に対して閲覧者から選択式の回答が得られる =気軽な交流につながる |
お題に参加 | ・設定したお題に対してユーザー同士が写真や動画を投稿しシェアする =熱量が高いユーザーとの交流につながる |
スライド | ・問いかけや共感の言葉に対して閲覧者が絵文字をスライドして回答する =気軽な交流につながる |
リンク | ・ECサイトや予約フォームなどのリンクを貼り直接飛べるようにする =設定先へのアクセス数アップが期待できる |
質問 | ・問いかけに対してメッセージで回答してもらう =ユーザーの意見がダイレクトにGETできる |
デザインを見栄え良くしたり、自分のECサイトへ誘導したり。メンション機能を使ってほかのアカウントを紹介したり。アンケートや質問を使ってユーザーとの交流を深めると、Instagramに評価され認知度アップが期待できます。
ちなみに、ストーリーとも呼ばれますが、Instagramの公式サイトでは「ストーリーズ」と表現されているので正式名称は「ストーリーズ」です。
発見
発見とは、フォローしていないアカウントの投稿が見つけられる機能のこと。ホーム画面下部にある「虫眼鏡マーク」をタップすると検索窓の下にずらりと投稿が並び、ここから自分の興味のある画像や動画が楽しめます。
発見に表示される投稿は、今まで自分がいいねやコメントなどのアクションを起こしたものに関連したもの。つまり、自分の投稿が発見に載ると、フォロワー以外のユーザーに露出し多くのリーチが得られます。インサイトでは、投稿ごとの閲覧数の中に「発見」があります。
お知らせ
お知らせとは、Instagramから送信される通知のこと。ホーム画面の右上にある「ハートマーク」をタップすると、時系列順にいろいろなお知らせが届いています。
例えばこちら。
- フォローされたとき|〇〇があなたをフォローしました。
- 投稿にコメントされたとき|〇〇がコメントしました。
- 投稿にいいねされたとき「〇〇があなたの投稿にいいねしました。
- リールにいいねされたとき|〇〇があなたのリール動画にいいねしました。
- ストーリーズにいいねされたとき|〇〇があなたのストーリーズにいいねしました。
- ほかのユーザーの投稿で自分が紹介されたとき|〇〇があなたをメンションしました。
- おすすめユーザー|Instagramを利用している〇〇はあなたの知り合いかもしれません。
コメントへの返信やフォローされたときのお礼のメッセージなど、インスタ運用の中で欠かせない工程がすぐにわかるので、逐一チェックするのがおすすめです。
DM
DM(ダイレクトメッセージ)とは、ユーザーと言葉で直接やり取りをする機能のこと。ホーム画面の右上にある「吹き出しのマーク」をタップすると、メイン・一般・リクエストに分かれてメッセージが表示されます。
ユーザーのメッセージを開いたあと、右上にあるマークは左から「音声通話」「ビデオ通話」「ラベルを追加」です。ラベルの中では「フラグ」をつけたり「発送済み」と設定したりでき、ユーザーとのやり取りの現状をまとめて管理したいときに役立ちます。
プロフィールにある用語
次に、Instagramを開いて右下にあるアイコンをタップした「プロフィール」にある用語の意味を知っていきましょう!
※スマホアプリから見た場合の解説です。
フォロワー
プロフィールの右上にある「フォロワー」は、あなたをフォローしているファン。タップするとフォローされた順からすべてのフォロワーが表示され、検索することも可能です。
相手のプロフィールをの見たときに、自分がフォローしていれば「フォロー中」、フォローしていなければ「フォローバック」と表示されます。
フォロー中
プロフィールの右上にある「フォロー中」は、あなたがフォローしているアカウントのこと。フォローした時点であなたのタイムラインに投稿が表示され、お気に入りのユーザーの最新投稿をいち早く閲覧できます。
フォローしたいユーザーが非公開に設定している場合は、フォローボタンを押すことで相手にフォローリクエストを送信。承認されるとタイムラインに出てきます。
フォロー中をタップすると、「やりとりが少ない」「フィードでも表示回数が多い人」「ハッシュタグ、クリエイター、ビジネス」がカテゴリでまとめられており、すべてのフォロー中のアカウントはフォローした日が新しい順と古い順に並び替えられます。
ユーザーネーム
ユーザーネームとは、@から始まるアルファベットの名前のこと。30文字以内で既存ユーザーと被らないように設定でき、プロフィールの左上に大きく表示されます。
ビジネスでインスタを運用するなら、ユーザーが「検索しそうなキーワード」や「どんなアカウントかが一目でわかるもの」がおすすめ。ユーザーネームを見たターゲットが「どんなジャンルを発信しているのか」がすぐに特定でき、ほかの投稿に興味を持ったりフォローにつながったりします。
ユーザー名
ユーザー名とは、日本語でも設定できる名前のこと。プロフィールのアイコンの下に表示され、DM欄の宛名としても使われます。Instagram内で検索されるときにヒットしやすいのが特徴です。
外部リンク
外部リンクとは、プロフィールを訪れたユーザーがInstagram以外のWebページへアクセスできる機能です。自己紹介文の下にあり、アカウントの運営会社・ECサイト・予約サイト・Facebookページなどのリンクが設定できます。
投稿のインサイトでは「プロフィールへのアクティビティ」の中の「外部リンクのタップ」からアクセス数が確認できます。
ハイライト
ハイライトとは、24時間で消えてしまうストーリーズをプロフィール上に残しておく機能のこと。プロフィールの中間に丸く表示され、タップすると過去のストーリーズが古いものから順番に閲覧できます。
2024年10月時点では最大100件まで追加でき、上限を超えると新しいストーリーズを追加するときに古いものから順に削除するかどうかが選択可能。ハイライトの数に上限はありませんが、ユーザーに重要な投稿をわかりやすく見せるなら5〜6個がおすすめです。
フィード投稿
フィード投稿とは、Instagramのメインとも言われる画像や動画の投稿のこと。プロフィールを開いたときに最新投稿順から正方形で表示され、下へスクロールすると過去の投稿がずらりと並んでいます。
1つにつき10枚までアップロードでき、1枚目は表紙のような役割をするのが一般的。1つの画像を分割して投稿すると、フィード内に大きな画像が完成します。ショップのロゴや世界観を大きくアピールしたいときに便利な手法です。
リール
リールとは、ユーザーが気軽に楽しめる短い動画(ショートムービー)のこと。動画はもちろん、複数の写真を組み合わせたリールも音源付き。動画のように自動的に流れるタイプと、ユーザー自身がタップして写真を1枚ずつゆっくり眺めるタイプがあります。
リールは、プロフィールを開いた際、ほかのフィード投稿と一緒に時系列で表示されるのが基本。フィード部分を右にスワイプ(または再生マークをタップ)すると、リールのみの投稿が表示されます。「プロフィールグリッドから削除」という設定をすれば、フィード投稿と区別できますよ。
タグ付けされている人
タグづけされている人とは、ほかのユーザーまたは自分自身でタグ付けをした投稿がプロフィール上で確認できること。プロフィールを開いてフィード部分を2回スワイプ(または人物マークをタップ)すると確認できます。
ほかのユーザーが投稿したショップのレビューやイベントに参加した感想など「どんなアカウントか」「誰がこのユーザーに興味があるか」が一目でわかる部分です。
投稿に関する用語
続いて、投稿するときにわかりにくい用語を知っていきましょう!
※スマホアプリから見た場合の解説です。
ポスト(post)
Instagramに投稿することを「ポスト」と言います。
「インスタにポストしたので見てください♪」
「あなたのポストを拝見しました」
などの使い方をします。
リポスト(repost)
ほかのユーザーの投稿を自分のフィードで再投稿することを「リポスト」または「リグラム」と言います。転載ではなく自分のものとする「引用」になるので、著作権の侵害をしないためにあらかじめ投稿主に許可を取ると安心です。
方法は、インスタアプリ内と外部アプリの2つありますが、ここではインスタ内で完結する方法を簡単に紹介しますね。
- 気になる投稿の飛行機マークをタップ
- ストーリーズに追加をタップし画面編集
- 「ストーリーズ」または「→」をタップして投稿完了
- 自分のストーリーズを開く
- 「…(その他)」をタップ
- 「投稿としてシェア」をタップしキャプションなどの入力や投稿主のタグ付け
- 「シェア」をタップ
注意点は「引用」なので元の画像に手を加えないこと。投稿文はリポストであることをアピールし、投稿主への感謝のメッセージを添えるのがGOODです。
ハッシュタグ
ハッシュタグとは、単語の最初に#(シャープ)をつけたもののこと。投稿文の中で唯一リンクとして機能するもので、青色に表示されます。
使い方は2パターン。
- 【探す人】ハッシュタグ付きの言葉で検索する > 投稿を見つける
- 【付ける人】ハッシュタグを付けて投稿する > Instagramにジャンル認定してもらう
以前、Instagramではハッシュタグをつけた言葉での検索しかできませんでしたが、2024年10月現在は言葉のみの検索も可能に。ユーザーがより楽しみやすい環境になっています。
▼投稿が検索結果に表示されるように、ハッシュタグを効果的に付ける方法もあります。詳しくはこちらを参考にしてください。
タグ付け
タグ付けは、フィード・リール・ストーリーズを投稿するときに、画像や動画と関連のあるアカウントを紐付ける機能。投稿では人物マークが左下に、@から始まるユーザーネームが画像中に表示されタップするとタグ付けされたアカウントに移動できます。
似たような機能で「商品をタグ付け」もあります。これは、購入したInstagram内のショップに移動する機能。投稿では買い物袋マークが左下に、「コレクションを見る」が画像下部に表示されタップするとショップに移動できます。
タグ付けされたアカウントには「〇〇からタグ付けされました。」というお知らせが届き、その人のプロフィールの「タグ付けされた人」に表示されます。
キャプション
キャプションとは、画像や動画の内容を説明する投稿文のこと。補足するのが主な役割で、言葉やハッシュタグを入力するのはもちろん「アンケート」も設定できます。
キャプションの文字数は最大2,000までで、タイムラインで表示されるのは最初の2行まで。「続きを読む」をタップしてもらうように、最初の2行で興味関心を惹くキャプションを入力するのがおすすめです。
カルーセル
カルーセルとは、1回の投稿で写真や動画を横に並べて投稿できる機能のこと。最大10枚までアップロードでき、閲覧者自身で左右に動かしながら投稿が楽しめます。複数投稿することを「カルーセルポスト」と言い、1枚投稿することを「シングルポスト」と言います。
投稿するときの使い方の例として、
「カルーセル作れる?」
「カルーセルでやろうか」
などがあります。
代替テキスト
代替テキストとは、画像に入れる隠れた説明文のこと。視覚障害の方がインスタを利用するときや、や通信状態が悪いときに、スクリーンリーダーが文字を読み上げて内容の理解を助けてくれる機能です。
代替テキストを含む投稿は、目の見えない人にも配慮されたものとしてInstagramに評価されやすくなります。インスタ内のデータとして積み上げられ、ビジュアルコンテンツとしての付加価値がアップするためです。リーダー(AI)が正しく判断するように、複数の単語ではなく「内容が伝わる文章」を入れるのがおすすめです。
リアクションに関する用語
投稿後の確認、またはほかのユーザーの投稿に気持ちを伝える「リアクション」の用語を知っていきましょう!
※スマホアプリから見た場合の解説です。
いいね
いいねとは、ユーザーに「良い投稿だね!」と伝える手段です。画像をダブルクリックまたは左下の「ハート」を1回押すだけなので手軽なのが魅力です。
いいねを押すと、投稿主に誰がいいねを押したのかというお知らせが届きます。自分の存在アピールにもつながるため、積極的に投稿を閲覧し「いいね」を押すのがおすすめです。
ただし、自分のアカウントのジャンル認定にも関係するため、自分と関連性の高い投稿にのみ「いいね」をするのが基本。いいね数は1日200個を超えると不正利用の対象になるおそれがあるので、やみくもに押しまくるのは避けましょう。
コメント
コメントは、投稿に対する感想をコメント部分を通して伝える「吹き出しマーク」です。自分と投稿主のほかにも見られる場所なので、第3者への存在アピールにつながります。
自分の投稿にコメントされたら、相手や第3者へ親しみやすさを持たせるために返信をするのがおすすめ。いいね同様、コメントされるとお知らせが届きます。
シェア
シェアは、ほかのユーザーの投稿を自分のInstagram内またはLINEやX(旧Twitter)などで共有する手段。ハートや吹き出しの横にある「飛行機マーク」をタップすると、シェアボタンのほかにインスタ以外のさまざまな共有先が表示されます。
シェアされた投稿はフォロワー以外のユーザーから閲覧される可能性が上がるため、投稿の閲覧数アップやフォロワーの獲得が期待できます。Instagramのアルゴリズムでは、シェア数が多いほどタイムライン・ストーリーズ・発見で優先して表示されるとされています。
保存
保存は、ユーザーがあとから見返したい投稿を残しておく手段。投稿画像の右下にある「旗マーク」をタップすると白から黒に変わり、見返すときはプロフィールの右上の「3本線>保存済み」から閲覧できます。
保存した投稿は、自分でフォルダ分け(コレクション)できるので、とても便利。保存された投稿数は、投稿ごとのインサイトで確認できます。
いまさら聞けないインスタ用語
インスタグラマー
インスタグラマーとは、インスタユーザーのうち、特にフォロワー数が多く大きな影響力を持つユーザーのこと。芸能人やスポーツ選手などの有名人だけじゃなく、一般人にも多く存在するのが特徴です。
自分自身の大きい影響力を活用し、企業から依頼されたものを発信する広告塔として収入を得ているインスタグラマーがたくさんいます。
インスタ映え
インスタ映えは、投稿する写真が「ひときわ映える」「見栄えが良い」「おしゃれに見える」という意味で使われます。インスタジェニックも同様の意味を持ちます。
タグる
タグるは、ハッシュタグを使って調べ物をする意味で使われます。Googleで検索するときは「ググる」と言い、そのハッシュタグバージョンです。Instagramだけじゃなく、ハッシュタグ機能を持つX(旧Twitter)・TikTok・YouTubeで同様の使い方ができます。
用語を正しく使って楽しもう!
本記事でご紹介した用語の一覧です。
- ホーム
- タイムライン
- ストーリーズ(Stories)
- 発見
- お知らせ
- DM
- フォロワー
- フォロー中
- ユーザーネーム
- ユーザー名
- 外部リンク
- ハイライト
- フィード投稿
- リール
- タグ付けされている人
- ポスト(post)
- リポスト(repost)
- ハッシュタグ
- タグ付け
- キャプション
- ジオタグ
- カルーセル
- 代替テキスト
- いいね
- コメント
- シェア
- 保存
- インスタグラマー
- インスタ映え
- タグる
Instagramならではの用語がたくさん!上手に使い分けて、フォロワーとの交流や分析レポートに活かしましょう!
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