昨年2018年の夏は、記録的猛暑と話題でしたね。「酷暑」という言葉も見かけるようになり、熱中症や熱中症による死亡事故がニュースで多く取り上げられました。
仕事中感じるのが、パソコンの熱。冬は温かいので助かりますが、夏は熱いので「大丈夫?」と声をかけてしまいたくなります。
パソコンは、長時間電源をつけたままだと内部のCPUが高熱に。適度に冷却しないと、いきなりシャットダウンしたり動作が遅くなったりします。なかなか仕事が進みませんし、「壊れそう・・・」と不安ですよね。
では、
「暑いけどパソコン大丈夫?」
「パソコンの冷却方法は?」
と、心配なあなたへ、猛暑日の対策方法と便利グッズをご紹介!暑くてツラい夏も、作業効率アップのテクニックを積極的に取り入れていきましょう!
35度以上を観測すると「猛暑日」
そもそも、猛暑日とは日中の最高気温が35度以上を超えた日のこと。真夏日(30度以上)と比べて、より厳しくなった暑さのことを指します。
テレビのニュースや新聞では、「酷暑日」という言葉も多く見かけるようになりましたね。実は、これはメディアが作った造語だとか。「命の危険が及ぶほどの厳しい暑さ」を強調しているそうです。
猛暑日ってなんだか聞き慣れてしまったような気がしませんか?「ふ~ん、それくらいか」と油断してしまうかも。でも、酷暑日と聞くと「え、やばい!」と身構えてしまいます。だからこそ、きちんと対策をしようという気持ちになりますよね。
これが「酷暑」という言葉の狙いな気がします。こまめな水分補給や休憩を強く意識して、熱中症・命を落とす危険を避けてください!という、メディアからの警告なのかもしれません。
パソコンにとって快適な環境で使おう
快適な環境で使用すれば、暑さが苦手なパソコンも上機嫌で活動してくれます。
では、対策方法を見ていきましょう!
排気口・吸気口を開けておく
使用中は、パソコンの吸排気口をふさがないように気をつけましょう。
たとえば、
- やわらかい敷物(じゅうたん・布団など)の上
- ひざの上
などでの長時間使用はNGです。
パソコンには、排熱用にクーリングファン(冷却装置)が搭載されています。でも、そのファンを塞いでしまうと熱がこもり、パソコンの故障だけでなく火災・低温やけどを引き起こす可能性が。
クーリングファンの位置は、パソコンのモデルによって異なります。本体の側面や底面にあるので、1度確認してみましょう!
室温を下げる・直射日光を避ける
エアコンの設定温度を2度ほど下げ、窓まわりは遮熱・遮光効果のあるブラインドやカーテンを取り付けましょう。
暑い屋外・室内の窓際・冷房の効かない場所での使用は、パソコンにとって苦しい環境。さらに、エアコンや扇風機をフル稼働させた涼しい部屋の中でも、窓からの直射日光に当たるとパソコンが熱くなってしまいます。直射日光の当たる場所に放置・保管も危険ですよ。
日々の手入れをおこたらない
パソコンを冷却するクーリングファン。効率良く動かせるようにこまめに掃除をしましょう。本体のすき間にほこり・ゴミはたまっていませんか?
排気口・吸気口のほこりは掃除機で吸い取り、乾いた布でふき取ります。ついでに、本体・ディスプレイ・キーボード・マウス・ドライブなどもピカピカに!掃除をする前に、ネットでお手入れ方法をチェックしておくと安心です。「〇曜日」「〇日」と、掃除の日を決めておくと忘れにくいですよ。
パソコンの車内放置は絶対にNG!
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)の実験によると、猛暑日(35度)の炎天下での車内は、エンジン停止後1時間で50度前後まで上昇。また、ダッシュボードは80度近くまで上がっています。
その結果から考えると、パソコンは起動させていなくても故障するおそれあり。内部が熱で変形することもあるので、涼しい場所へ移動してからや車のエアコンを作動させてからでも正常に起動しない可能性があります。さらに、熱によりキーボード部分などのプラスチックが溶けてしまうことも。
エンジンを停止したら、パソコンの車内放置は危険だと覚えておきましょう!
もし、どうしても車内に置いておくなら比較的温度が低い下の方へ。直射日光の当たらないシートの下など、床から近い場所が最適です。
冷却・お手入れグッズで不具合しらずに
猛暑・酷暑を安心して乗りこえるために、パソコンに暑さ対策グッズを用意してあげましょう!
Nobelbird|冷却ファン ノートパソコン 冷却パッド
折りたたみ式で持ち運びができる冷却ファン。まわりの人にも気がつかれないほど静音で、ビッグサイズの扇風機が中央に搭載されています。風量調節機能付きの全5つのファンで放熱効果ばつぐん!会社のオフィス・自宅など、いろんな場所でノートパソコンを使いたい人におすすめです。
台の角度は7段階まで調節可能。スリップ防止板により、パソコンの滑り落ちが防げます。
[itemlink post_id=”1253″]
E-PRANCE|ノートパソコン 冷却パッド 冷却台
4つの大型&強力な冷却ファンが、数十分以内にPCの熱を15℃程度下げます。2つのスイッチで風速が調節可能。超静音仕様(26dB)なので、作業の邪魔になりにくい冷却パッドです。2つのUSBポート搭載で、複数のデバイスが同時に使えるスグレモノ。涼しさを感じさせるブルーのLEDライトがクールですね。
[itemlink post_id=” 1778″]
ELECOM|USB扇風機 PC&タブレット冷却台 FAN-U177BK
ノートパソコンやタブレットの下に置ける冷却台。さらに、横置き&縦置きでデスクの上にも設置可能です。高さ約30cm×幅6.7cmのコンパクトサイズなので、スペースを取りません。3段階の風力切替機能付き。
[itemlink post_id=”1254″]
OPOLAR|LC06吸引式ノートPC冷却ファン
出張・旅行で使うなら、コンパクトで持ち運びやすいこちらがおすすめ。排気口に装着して内部からの熱を吸い出すことで、数十分以内にPCの熱を7〜10℃程度下げてくれます。自動モードでは、温度センサーがPC通気口の温度を測定し自動で調整。手動モードでは、ファンスピードを13段階で自由に調節できます。
[itemlink post_id=” 1779″]
ELECOM|エアダスター ECO ノンフロンタイプ AD-ECOMT
お手入れグッズに欠かせないのがこちら!強力噴射でパソコンのほこりを一気に取り除くスプレーです。地球にやさしいノンフロンタイプで、オゾン層を破壊する物質を使っていません。付属のノズルで狭い場所もお手入れラクラク。どんな角度で噴射しても、冷却液の出ない安心なお買い得3本セットです。
[itemlink post_id=”1255″]
来年はどうなるのか・・・
わたしは学生のころ、土日の休みがほとんどないほど厳しい吹奏楽部に所属していました。運動部のように外でも練習。でも、見栄えが悪いからと首にタオルを巻くのは禁止。よく耐えられたな・・・と思います。
年々暑くなっている日本の夏。8月~9月は一体どうなってしまうのでしょうか。来年は、酷暑の上をゆく言葉がうまれてしまうのではないかと心配です。
パソコンは暑さに弱く、しっかりと対策をしてあげないと故障してしまいます。決して安いものではないので大切に使っていきたいですよね。だからこそ、今回紹介した「パソコンにとって快適な環境」を意識。「冷却・お手入れグッズ」を準備して、毎日の仕事や趣味の時間を有意義に過ごしてくださいね。
コメント