記事を公開した後、思ったより順位が低かったり順位すら取れていなかったり。最初は上位表示になって嬉しかったのに、だんだん下がってしまった経験はありませんか?
既存の記事を書き換えるのが「リライト」というSEO対策。ただ単に文章を書き換えるのではなく、さまざまなリサーチをしてからユーザーと検索エンジンにとってより良いコンテンツにアップデートする作業です。
ここでは、
「どんな記事を選べばいい?」
「SEO効果はいつ頃?」
「うまくいくコツは?」
と気になるあなたへ、新規記事と比較したリライト記事のメリットや具体的な流れをご紹介。オファシムの成功事例とともに、リライトのコツもお届けします。記事の流入数やクリック率、サイト全体の評価を上げるために検索結果の上位表示を目指しましょう!
記事をリライトして今よりもっとユーザーに寄り添おう!
記事の基本はユーザーニーズを満たすこと
ネット上に発信されているWeb記事は、Googleなどの検索エンジンによって検索結果の順位がつけられているもの。ブログ・コラム・インタビュー・ランキング・商品やサービス紹介などの種類があり、ランク付けの条件は公表されていません。
ただ、基本的には「ユーザーが求める情報を的確に伝えているか」を意識することが重要です。対策キーワードに対して確かな情報をダイレクトに伝えるのはもちろん、その先に隠れているユーザーの悩みや知りたいことに応えることも必要ですよ。
記事のランク付けで、特に重要視されているのは次の3つ。
- Expertise:専門性
- TrustWorthiness:信頼性
- Authoritativeness:権威性
何かの情報を参考に執筆するなら、ほかのまとめ記事ではなく国や自治体のホームページを参照元として載せるのがベスト。検索上位の他社サイトに勝つなら、記事には自社だけのオリジナル性を含めて差別化を図ることも必要です。
リライトによってSEO効果が高まる
Web記事のメリットは、好きなタイミングで内容が書き換えられること!新聞や雑誌の記事とは違い、ときおり変わるユーザーニーズや検索アルゴリズムに合わせて最適な情報を提供し直せます。
この作業を「リライト」と言い、日本語に訳すと「書き直す」「書き換える」という意味。目的はユーザーや検索エンジンからの評価を高めて検索順位を上げることで、最終的には商品の購入やサービス申し込みなどのコンバージョンアップを目指します。
1度完成し、公開した記事をよりわかりやすく価値のあるものへ磨き上げるのがリライト!
URLは同じままで、
- タイトル
- 見出し
- 文章
- 画像
などに手を加えることによって、設定した対策キーワードへのSEO効果が高まります。
ただ、ユーザーや検索エンジンが満足できる内容にしなくてはいけません。リライト記事の再評価が悪いと検索順位が下がったり、リライト前と同じ評価を受けて検索順位が変動しなかったりします。
記事をリライトするメリット
リライトのメリットは次の4つ。
- 制作後の予測が立てやすい
- サイト全体の評価が上がる
- 制作にかかるコストが抑えられる
- 効果の出るタイミングがスピーディ
新規作成するときと比べながら、詳しくお伝えしますね。
制作後の予測が立てやすい
新規で制作した記事は、すべてが初めてのことばかり。
- 公開後、どのような順位がつくのか
- どれくらいの流入数があるのか
- コンバージョンはとれるのか
などの予測が立てにくく、サイト運営そのものの新たな挑戦ともいえます。
一方、既存記事はこれまでの実績あるので、それを基準にリライト後の成果を予測すればOK。検索順位・流入数・コンバージョン数などの目標が設定しやすくなります。
サイト全体の評価が上がる
新規で制作した記事は、もしかすると検索エンジンから低評価を受けサイト全体の評価を下げてしまうかもしれません。対策キーワードに対して、ユーザーや検索エンジンからのニーズがわからないためです。
一方、既存記事の場合、順位が低ければここからがスタート。
うまくリライトすると、
- 流入数の向上
- 集客数の増加
- クリック率の向上
などが効果としてあらわれ、記事1本のクオリティのアップによってサイト全体の評価が上がります。
制作にかかるコストが抑えられる
何もかもが初めての新規記事は、制作にかける時間と手間がたくさん!
- 対策キーワード設定
- 必要な情報収集
- 構成案の作成
- ライティング
- 画像の作成
など、すべてイチから手をつけなければいけません。
一方、既存記事のリライトをするときは必要な部分のみの修正だけでOK。リライト記事の選定や検索結果の現状調査には手間がかかりますが、記事そのものの書き換えは構成の枠組みや参照元の情報があるのでラクちんです。
効果の出るタイミングがスピーディ
新規記事が検索順位を獲得するには、検索エンジンからのインデックスが欠かせません。SEO効果が出るまで、早くて数日、遅くて3ヶ月といわれています。
一方、既存記事はインデックスされている記事をリライトするので効果の出るタイミングがスピーディ。再評価されて結果が反映するまでは2週間ほど。Google Search Consoleにて、インデックス登録のリクエストをすればさらに早くなります。
記事のリライトの流れ
では、実際に既存記事のリライトをしていきましょう!
主な流れはこちら。
- 記事の選定
- ユーザーニーズのリサーチ
- 上位表示記事の競合調査
- 構成案の作成
- ライティング
- URLを変えずに更新
いずれも大切な作業なので、1つずつ詳しくお伝えしますね。
記事の選定
まずは、リライトする記事を1本選びましょう。
- 更新日が古いもの
- コンテンツが重複しているもの
- 検索順位が高くCTRが低いもの
- 検索順位が低く表示回数とCTRが高いもの
上記のいずれかに該当するものが効果的です。
更新日が古いもの
内容が時代遅れなものは、信頼性がなくユーザーにも検索エンジンにも嫌われるおそれがあります。リライトして、最新で正しい情報に更新しましょう。
例えば、画像の出典元やデータの参照元などの外部サイトがなくなっていたり、埋め込んだInstagramの画像が投稿削除によって表示されなくなっていたり。テーマによっては、最新の情報と比べると偽ものに近く誤報になりかねません。
場合によっては、削除や非表示設定も検討しましょう。ただし、アクセスがほとんど発生していない記事は優先度低めでもOKです。
コンテンツが重複しているもの
コンテンツが重複している記事が複数あると、ユーザーの利便性が低下するので検索エンジンから評価されにくくなります。リライトして、できるだけ1本に統合しましょう。
2本以上の記事を統合するときは、アクセス数やコンバージョン数がもっとも多い高評価のページのURLを再利用。ほかの記事は非公開にし、リライト記事に向けて301リダイレクトを設定して404エラーを表示させないようにするのがおすすめです。
重複コンテンツの探し方は、Google Search Consoleの検索パフォーマンスにて。気になるクエリ(検索キーワード)をタップ後「ページ」に多くURLが表示されているものを見つけましょう。キーワードの「カニバリ(カニバリゼーション:共食い)」を起こしているので、ユーザーニーズが被っている状態です。
検索順位が高くCTRが低いもの
対策キーワードの平均掲載順位は高いのに、平均CRT(クリック率)が低いものはクリックされていないということ。ユーザーの興味がわく言葉が、検索結果のページに表示されていないおそれがあります。
- タイトル:視線を奪うもの
- ディスクリプション:情報の興味をひかせるもの
これらを意識しながら、タイトルとディスクリプション(Description)をリライトして、記事を読みたくなるようにインパクトを与え、クリック率を上げましょう。
優先的に選ぶ記事は、Google Search Consoleの検索パフォーマンスをチェック。対策キーワードの平均掲載順位が20位前後のものはリライトで1ページ目にランクインする可能性が高く、その中でCTRがほかと比べて著しく低いものです。
検索順位が低く表示回数とCTRが高いもの
対策キーワードの平均検索順位は低いのに、合計表示回数や平均CTRが高いものは検索ボリュームが大きすぎるおそれがあります。順位が上がるほど流入が増えるので、リライトでユーザーニーズに応えたコンテンツを充実させて検索順位アップを狙いましょう。
優先的に選ぶ記事は、Google Search Consoleの検索パフォーマンスで合計表示回数が多く検索ボリュームが多いもの。特に、対策キーワードの平均掲載順位が20位前後のものは、リライトによって1ページ目へのランクインが大きく期待できます。
ユーザーニーズのリサーチ
リライトする記事が決まったら執筆をする前にさまざまなリサーチをしていきます。まずは、ユーザーの満足度を上げるためにニーザーニーズを調べ直しましょう。
例えばこちら。
- 検索ボリュームはどれくらいか(ユーザーの興味度合いを知るため)
- なぜこのキーワードを検索しているのか(記事の着地点を決めるため)
- キーワードを検索した真の目的はなにか(ユーザーが本当に求めている情報を提供するため)
熟考し、しっかり分析をするとユーザーニーズが見えてきます。構成を考えるときに見返せるように、Googleスプレッドシートなどにメモ書きをしてまとめておきましょう。
上位表示記事の競合調査
次に、検索エンジンからの評価度合いを知るために上位表示記事のリサーチです。対策キーワードの検索結果から10記事ほどをチェックしながら、リライトしたい記事と比較して足りないものを追加し不要なものは削除しましょう。
チェックポイントはこちら。
- タイトル
- コンテンツ
- 見出しの構成
- 見出しの言葉
- 記事の文字数
自社が使っていない言葉や自社にないコンテンツ。ユーザーのニーズを満たすために必要なものを網羅するように取り入れましょう。見出しの構成は、順番やコンテンツの参考に。記事の文字数は、対策キーワードに対しての必要な情報量を把握するために数えます。
こちらも、Googleスプレッドシートなどにメモ書きをしておくのがおすすめです。
構成案の作成
ユーザーのためのリサーチと検索エンジンのための競合調査が終わったら、既存記事の構成をベースに構成案を練り直します。Googleスプレッドシートにメモした内容をパズルのように組み立てていくとラクですよ。
例えばこちら。
- 古い情報を最新に変える
- 上位にもなく自社にもない情報を追加する
- 上位にあり自社に含まれていない情報を追加する
2024年版や最新版など、トレンドに関する対策キーワードはかならず新しい情報に更新を。ユーザーと検索エンジンともに高く評価され、上位表示が期待できます。
また、対策キーワードに対してどこにも見当たらない情報はライバル記事との差別化が図れるチャンス。ユーザーと検索エンジンが求めるものを網羅することでSEO効果が高まります。
ライティング
構成案ができたらライティングへ。ユーザーにわかりやすい表現を心がけつつ、検索エンジンに評価されやすいSEOテクニックを活用しましょう。まずは「新規投稿」で作り、新旧を比較しつつ執筆するのがおすすめです。
ユーザーに向けてのライティングポイントはこちら。
- ユーザーが求めている情報を記載する
- 説明文がわかりやすい画像を挿入する
- 理解しやすい文字や言葉を使う
- ユーザー目線の表現を使う
検索エンジンに向けてのライティングポイントはこちら。
- タイトルとディスクリプションに対策キーワードを入れる
- 文章中に対策キーワードと共起語を積極的に入れる
- こそあど言葉(指示代名詞)はなるべく使わない
- リンク先の情報を最新に変える
ユーザーにストレスがかからないように「読みやすさ」を意識しつつ、古い情報は新しいものへアップデート。関連記事への内部リンクや商品やサービスページへのリンクなども問題がないかチェックして、リライトする記事からコンバージョンまでつなげられるようにきちんと導線を作りましょう。
共起語とは、対策キーワードと一緒に使われやすい言葉のこと。文章中に散りばめると、ユーザー自身も自覚していない検索意図が含められます。
記事の網羅性が高められるので、検索エンジンから高い評価を受けやすく上位にランクインしやすくなりますよ。これまでとは違うキーワードで表示され、流入数アップも期待できます。
共起語の探し方はツールがおすすめ。筆者がよく使用する「ラッコキーワード」では、上位20サイトのページ全体・タイトル・見出しなどにどれだけ含まれているかがわかります。
URLを変えずに更新
ライティングが終わったら、URLを変えずに公開しましょう。新規投稿で作ったなら、既存記事へコピペをするだけでOK。WordPressの「パーマリンク」はそのままに「更新」ボタンをクリックすればOKです。
記事の公開日を表示しているなら、リライトした記事を開いて更新日が最新になっているかをチェック。ユーザーに新しい情報だとアピールでき、信頼性がアップします。
リライト後にやること
リライト記事を更新したらやることは2つ。
- インデックス登録のリクエスト
- 対象記事の効果検証
それぞれ詳しくお伝えしますね。
インデックス登録のリクエスト
検索エンジンのクローラーに対して、記事の中身が変わったことをお知らせしましょう。
ページの評価をするクローラーは日々いろいろなページを見ていますが、1度訪問したページはなかなかチェックし直しません。最新の記事をインデックス(Googleのデータベースに保存)してもらうために、再インデックスのリクエストが必要です。
主な流れはこちら。
- Google Search Consoleの「URL検査」をクリック
- 該当記事のURLを入力
- 「インデックス登録をリクエスト」をクリック
リクエスト時は、再インデックスされるためのほかの問題点がないかをチェック。また、リクエスト後は一定時間がかかるので、リライト内容が反映されていないからといって何度もリクエストするのは避けましょう。
インデックス登録のリクエストは、リライト時のマストではありません。ただ単に、更新した記事をクローラーに早く見つけてもらうためにやる作業です。
通常、クローラーが自然に巡回して検索順位に反映されるまでは2週間〜3ヶ月ほど。トレンド情報など、対策キーワードによってはすぐに効果が出ないとシーズンが過ぎてしまうおそれがあるのでリクエストするのがおすすめです。
対象記事の効果検証
記事を更新したら、かならずSEO効果を確認しましょう。リライトは、かならず順位が上がる作業ではありません。評価されているコンテンツを触ってしまうと、リライト内容によってはマイナスの評価がつき順位が下がってしまうおそれもあります。
効果検証の方法は、例えばこちら。
- 実際に対策キーワードを検索して順位を確かめる
- Google Search Consoleで該当のページを検証する
Google Search Consoleを見るときは、検索パフォーマンスの日付をリライト前後1ヶ月程度に設定し、「+新規」をクリックして「ページ」にURLを入力。合計クリック数・合計表示回数・平均CTR・平均掲載順位を見て、リライト前後のデータを比較しましょう。
順位が変わらず、表示回数やCTRなどの数値も変わらなければ再度リライトの検討を。順位が上がり、SEO効果が好調であればどんなリライト施策が効果的だったかの分析を。
リサーチや構成の作成をするときにメモしたGoogleスプレッドシートを活用して、ほかの記事でも再現できるように整理しておきましょう。
リライトでSEO効果を狙う7つのコツ
ユーザーの満足度と検索エンジンの高評価を獲得するため!ライティング歴8年の筆者がリライトのコツを紹介しますね。
1位のページは無理にリライトしない
1位がとれているページは、情報が古いものであっても無理にリライトしないようにしましょう。古い情報がユーザーニーズを満たしている可能性があり、検索エンジンにも高く評価されているためです。
例えば、2020年に制作したトレンドインテリアの記事が1位の場合。2024年のトレンドインテリアに変更すると、2020年の頃に流行ったインテリアを知りたいユーザーには適切な情報ができておらず、競合のページより順位が下がってしまうおそれがあります。
タイトルの左側に対策キーワードを入れる
対策キーワードは、タイトルの左側に自然な流れで入れましょう。目的は、検索エンジンに「対策キーワードの記事を書いているよ」と認識してもらうため。検索結果が表示されたときに目に入りやすくなるので、ユーザーからのクリック率アップも期待できます。
【例】対策KW「クラスTシャツ 作り方」
OK:「クラスTシャツの作り方をご紹介!簡単ですぐに完成」
NG:「簡単な作り方にチャレンジしてみよう!これですぐに完成するクラスTシャツ」
読みやすい文章に書き換える
ユーザーにストレスがかからないように、読みやすい文章に書き換えましょう。目的は、記事の滞在時間を伸ばしたり、直帰率や離脱率の上昇を防いだりするため。ユーザーが「初めて読む」ことを意識しながら、細部にまで目を光らせるのがコツです。
主なチェックポイントはこちら。
- 誤字や脱字はないか
- 理解しにくい言葉を使っていないか
- 文脈や見出しに無理やり感がないか
画数が多く、なかなか目にしない漢字はひらがなやカタカナに。難しい言葉は、わかりやすい表現に言い換えを。オファシムでは「中学生でもわかる表現」を念頭に、どんな人でも読めるような簡単な文章づくりを心がけています。類語や同義語を調べたいときは「シソーラス」を使うと便利ですよ。
PAAのコンテンツを入れる
検索結果のページに、アコーディオン形式で表示されている「PAA(People Also Ask)」。同じキーワードで検索したほかのユーザーが、どんなことに疑問を持っているのかがわかります。こちらのコンテンツも、内容が類似していれば記事内に含めましょう。
PAAには検索エンジンからもっともふさわしいと判断された情報が掲載されているので、リライト後にもしかすると採用されるかもしれません。PAAに載れば、検索結果上のクリック率アップが期待できます。
内部リンクを追加する
新規で制作した当時にはなかった関連記事を追加しましょう。目的は、ユーザーや検索エンジンにサイト内を見てまわりやすくするため。リライト記事への直接的なSEO効果はありませんが、回遊率アップやエンゲージメント率アップにつながり、サイト全体の評価やアクセス向上が期待できます。
ポイントはこちら。
- 記事内でのユーザーの気持ちに寄り添う
- アンカーテキストだけで意味が通じるようにする
- アンカーテキストにリンク先の内容に関するキーワード(タイトル)を入れる
内部リンクの場所は、「ここで疑問が出るかな?」と感じた部分へ「ここで解決できるよ」という案内の記事を入れるのがベスト。また、関連記事を並べるのは避けましょう。
Googleでは以下のように書かれています。
リンクに文脈を与えてください。リンクの前後にある文が重要になるため、全体としての文章に注意を払うようにしてください。リンクのすぐ隣にリンクを配置しないでください。読者がリンク同士を識別しにくくなります。また、それぞれのリンクの前後のテキストが失われることになります。
※引用元:Google のリンクに関するベスト プラクティス|Google検索セントラル(2024年5月時点)
また、内部リンクの数に正解はありません。Googleのガイドラインでは、以前は1ページにつき100や数千個が限度と書かれていましたが、現在は具体的な数値は不明。
1 ページあたりに含まれるリンクの数に関して、理想的な値というものはありません。ただ、リンクの数が多すぎると感じる場合、実際にそうである可能性が高いと言えます。
※引用元:Google のリンクに関するベスト プラクティス|Google検索セントラル(2024年5月時点)
リライト記事を読んで、必要なところにだけ内部リンクを追加しましょう。
alt属性を入れる
記事内のコンテンツとして意味を持つ画像に「atl(オルト)属性」を入れましょう。別名「代替テキスト」といい、目的はユーザーと検索エンジンにやさしいページを作るため。
- ユーザーが音声読み上げ機能を使用したときに読み上げテキストとして役立つ
- 検索エンジンに画像を正しく理解してもらえる
などのメリットがあり、通信環境が悪いときや視覚障害の方・高齢者の方に対してのサポートができるためユーザーの利便性がアップ。また、画像検索での順位アップが狙えます。
alt属性に入れる言葉は、適当に入れてしまうと画像の意味が間違えて理解されてしまうので、具体的で正しい内容を入れるのがベスト。特に、画像がタイトル・見出し・リンクの要素になっているときは内容をきちんと伝えるためにかならず入れましょう。
リライトの成功事例
記事コンテンツ制作をする「オファシム」は、2017年に創業後いくつものリライトをおこなってきました。その中で、検索順位が大きく上昇し、サイトのコンバージョンアップに貢献した事例をご紹介します。
トレンド情報を最新に変えたら順位を回復した
オリジナルショップのブログにて、トレンドキーワードを入れた記事について。新規作成時は検索順位の1位を獲得し、表示回数やCTRが多くブログ全体のアクセス数増加に大きく貢献していました。
シーズンが過ぎるにつれてどんどん順位が下がり、翌年のトレンド情報が発表されたためリライト。最新の情報に更新すると、順位を回復しブログからショップへの注文が増えました。
構成に対策キーワードを入れたら1ページ目に表示された
オファシムとの契約前に、インテリアショップが自社で書いていたコラムについて。新規作成後になかなか順位がつかず、コラムからショップへの注文がほとんどありませんでした。
記事の内容はオリジナル性が高く、文字数のボリュームもあったためリライト。対策キーワードの設定・構成の見直し・読みやすい表現・alt属性の追加などを実施し、更新後は1ページ目の上位に表示されコラムからショップへのアクセスが増加しました。
リライトでも入念なSEOチェックを!
リライトは、数年前に書いた記事だからといって、ただ単に情報を更新したり文章を少し変えたりするだけじゃもの足りません。SEO効果を最大限に引き出すために、記事制作の基本の流れを丁寧にやっていきましょう!
SEO効果を狙うコツは以下の7つです。
- 1位のページは無理にリライトしない
- タイトルの左側に対策キーワードを入れる
- 読みやすい文章に書き換える
- PAAのコンテンツを入れる
- 内部リンクを追加する
- alt属性を記述する
スマホのOSやアプリがアップデートするように、記事1本もリライトでより読みやすく評価されやすいものに書き換えることが大切。今回ご紹介した記事の選び方やリライトのコツを参考にしながら、フレッシュな記事をネット上に公開してくださいね。
ブログやコラムの成果が伸び悩んでいる方は、ぜひオファシムへご相談ください。新規制作やリライトはもちろん、記事制作の内製化サポートも承っております!
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