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私がWebコンサルティング事業に力を入れようと思った理由

私がWebコンサルティング事業に力を入れようと思った理由

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こんにちは、森田です。

現在、当社(株式会社オファシム)ではリスティング広告のコンサルティング事業を行なっております。

リスティング広告というと、運用代行のご依頼を頂いて私たちが運用を行うのが一般的です。しかし、当社ではお客様が実質的な運用を行い、当社はそのサポートをさせていただくような形でもお受けしています。

今回は、リスティング広告の運用サポート、コンサルティングを行うようになった背景について簡単にご紹介していきます。

リスティング広告については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。興味のある方は一度ご覧ください。

>>リスティング広告とは何なのか?リスティング広告の基礎知識

リスティング広告の運用を代行会社に依頼する際の課題

リスティング広告は運用代行会社に頼むのが一般的ですね。リスティング広告はとても複雑ですし、運用をしていくにはそれなりの知識が必要になります。確かに、素早く成果を上げたい場合には運用代行会社に依頼するのが的策かもしれません。

しかし、代行会社に依頼することに対しても課題点は出てきてしまいます。その課題点から確認していきましょう。

広告運用代理店の手数料を払えないお客様もいる

広告運用代理店の手数料って結構高いですよね。運用金額の20%を手数料としていただくことがほとんどです。定額で運用代行を行なっている会社さんもありますが、やはり広告費用の20%が目安になっています。

運用代行会社の運用方法、その成果など、しっかりと手数料に対しての価値を感じてもらえるケースであればその手数料は高いものではないと思います。

でも中には「手数料を払えないほど事業が緊迫している、でもそこでリスティング広告を活用して伸ばしたい。」といったお客様もおられます。そのお客さんはリスティング広告を活用したくても利用できない状況になってしまいますね。

そのため、オファシムでは”コンサルティング”としてお客様のサポートに入ることでリスティング広告運用にかかるコストを少しでも抑えようと思っています。

代理店運用だといつまで経っても頼みっぱなし

運用代行会社に全てお任せして入れば、お客様は何もしなくても広告から収益を上げることができます。

ですが、そのままの状態が続くといつまでたってもお客様は運用代行会社にリスティング広告を依頼していなければいけませんね。決まった固定費はずっと続いてしまいます。事業の拡大を図ろうと思った時にもその手数料が費用を圧迫してしまう可能性があります。

リスティング広告の運用代行会社というのは、運用代行を行う会社なので実践的なスキルなどは共有してもらえません。運用代行で成り立っている会社なので、それは当然かもしれませんが。

しかし、コンサルティングという形でリスティング広告のサポートを行わせていただければ、リスティング広告の運用方法をお伝えするのでリスティング広告をお客様のスキルにすることができます。お客様は自分で運用ができるので、思い立った時にすぐ行動することができますね。

運用結果の良し悪しが判断しにくい

運用代行会社に依頼した場合、定期的に運用のレポーティングを行われると思います。月に1回の場合もあれば、毎週のようにレポーティングを行われている場合もありますね。

代理店に依頼した経験のあるお客様なら感じているかもしれませんが、広告の運用レポートは結果の判断がとても難しいんです。

数字の羅列でレポートを出されてしまうと、何が何だかさっぱり分からないこともあるでしょう。各項目について説明を受けても、その数字がいい数字なのか悪い数字なのかの判断ができないかもしれません。専門外のことなのでしょうがないです…か?

広告は広告費用を支払って運用するものです。つまり、お客様はそのリスティング広告に対して投資しておられるわけですね。その投資に見合った効果があったのか、その点を明確に測れない状態はとても恐いものです。

代理店が「成果が良かった」と言えばそれでOKでしょうか?それではいけませんね。しっかりと商材のことを考え、広告の費用対効果があったのかどうかを判断する必要があります。

お客様がご自分でリスティング広告の運用を行えれば、この費用対効果に対して的確な判断を行うことが可能になります。常に成果を確認しながら運用を行っていけるので、リスティング広告のはっきりとした成果を感じることができるでしょう。

自社内のWeb展開を起こす度に依頼が発生する

お客様が自社のビジネスを大きく伸ばそうと思った時、自社内にWeb事業の体制が整っていると展開が早くなりますよね。

リスティング広告に関しても、運用代行会社に頼っている状態ではいつまで経っても外注するしかありません。しかし、コンサルティングという形でお客様自身の教育を行っていくことができれば、お客様自身でリスティング広告の運用を行うことができます。

お客様自身が運用を行うことができるので、お客様の商材に一番詳しい人がリスティング広告の運用を行えますね。やはりリスティング広告は、広告出稿する商材に対して詳しくなることも重要なので、この点が大きなメリットになると思われます。

今まで「Web展開できたらいいけど、外注するのが不安だな」と感じておられたお客様も、自社内に体制を持つことができるようになるので素早く行動を起こすことができるかもしれません。

コンサルティング依頼することの欠点

これだけコンサルティングという形を推してきましたが、コンサルティングにも欠点はあります。

お客様の成長スピードに左右される

やはりコンサルティングという形なので、実質的な作業はお客様に行ってもらいます。私たちはリスティング広告運用の指導や、アカウントの監視は行いますが、実際の業務はお客様が行います。

そのため、お客様がリスティング広告について詳しくならなければ、リスティング広告運用方法を理解できなければ、その広告からの成果は期待できないでしょう。

コンサルティングという形でリスティング広告を運用していくのであれば、しっかりとしたスケジューリングと目標設定を行う必要がありますね。

コンサルティング費用がかかる

この点はご理解いただけると思いますが、やはりコンサルティングに入らせていただくにあたりコンサルティング費用が発生します。

さらに、コンサルティングの場合は我々のサービス、知識を販売する形になるので場合によっては広告運用代行手数料よりも高額になるケースがあります。

お客様が早くにリスティング広告運用方法を理解し、ご自分でリスティング広告の運用を行えるようになれば、全体的な費用は安くなるかもしれません。でも、いつまでもズルズルとリスティングコンサルを行なっているのでは費用がかかりすぎます。

この点も、コンサルティング開始時にしっかりとご理解いただかなければいけない点です。

Webサービスの価値を感じてもらいたい

私がリスティング広告運用のコンサルティングを始めた大きな理由は、クライアントの皆様にWebサービスの価値を感じてもらいたいと思ったからです。

確かに、リスティング広告の運用代行会社に依頼すればしっかりと成果を出してもらえるかもしれません。

でも、「広告代理店に依頼しても痛い目を見た。」というお問い合わせをいただくことがあります。

  • 広告費が適正に使用されていなかった
  • 結果がわかりにくい
  • 成果をハッキリ示してもらえない

などのことから不信感を覚えておられるお客様も多いようです。

私たちの行動目標は「Webサービスの価値を感じてもらうこと」です。その行動目標に従い、コンサルティングという形でのサービスもお客様のためになるのではないか、と考えています。

何かお困りのことがあれば、どんなことでもご相談ください。

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